シカ駆除活動支援金制度を開始しました
東城町森林組合管内では、シカによる育林被害はまだ少ないですが、被害が毎年拡大しています。
被害を防ぐには、防護ネットやツリーシェルターなどを設置しないといけませんが、費用が高額で林業の補助金もなく、伐採して出荷するとき、これまでの育林費用に対し相当な赤字になります。これでは、もはや林業は成立しません。
個体数調整をすることが、被害を防ぐ最善の対策となるのですが、
シカは、食肉としてイノシシに比べ美味しくない、体が大きいので処理のため山林から持って帰るの大変、跳ねるように走るので猟銃で仕留めるのが難しいなど、様々な理由でイノシシに比べ捕獲数が少ないです。
猟師の減少と高齢化も深刻です。猟師がを副業と言えるぐらい収入があればいいのですが、猟師を維持するためにかかる1年間の費用は、銃猟の場合で年間約4万円〜8万円程度が必要で、これ以外に見回りのための車やガソリン代が必要ですし、猟犬の飼育費用もかなり負担が大きくなります。またジビエ肉として販売を行っても需要が少ないのが現状です。
「有害鳥獣駆除」の「実施隊員」として活動で、クマ(広島県で禁猟)、シカ、イノシシなどの報奨金が高ければ、新規の猟師の人口も増えて、育林や農作物の被害が少なくなると思います。
そこで、東城町森林組合では、独自の支援事業として、令和8年度から「シカ駆除活動支援制度」を新規にスタートしました。

1頭当たり5,000円ですが、少しでも猟師の皆さんや駆除される組合員の励みになればと思います。
また東城町森林組合では、施業組合活動支援制度を実施しています。
この制度は、山に行くための林道や作業道の草刈を実施した組合員で構成される、東城町内にある施業組合に対し1mあたり100円を助成しています。助成のハードルをすごく下げています。
組合員に少しでも山に赴いてもらえる、職員は調査に行くのに車で林地まで入っていけると、非常に効果がある制度です。

組合員へ直接、利益の還元ができるように運営してまいりますので、ご支援ご支持のほどよろしくお願いします。

